グリーンアメニティーがオフィス環境にもたらす効果
デスクや棚など必要最小限なものしかない空間に、大きな観葉植物の鉢が一つ。
あるいは、雑然とパソコンや書類が置かれたデスクの端に、小さな植物の鉢が一つ。
どちらも、そこに植物の鉢がなくても仕事はできます。
けれど、そこに植物のグリーンが存在することで、癒しの空気がうまれます。
グリーンアメニティーとは、そのように「植物を置くことで得られる癒し」のことです。
視界に植物の緑が入ると、ほとんどの人は安らぎを覚えるものです。
それは企業と大学が共同で行った実験でも確認されています。
実験では、植物をまったく置いていなかったオフィスで、デスク上やキャビネットなどにたくさんの観葉植物を置いて2か月ほど過ごし、アンケートをとりました。
すると、植物の緑がよく視界に入る位置で仕事をしている人ほど、「快適になった」、「安らぎを感じるようになった」と答えたそうです。
ただ癒されるだけじゃない!観葉植物の効果
仕事をしながらでも安らぎや癒しを感じられるオフィス空間は、働く人の生産性を高めます。緊張やストレスがやわらぎ、幸福感や満足感が得られる環境では創造性や集中力が増すからです。
ほかにも、オフィスに観葉植物を置くことによって得られる効果があります。
・目や脳の疲れが軽減する
目でとらえた情報は大脳皮質の視覚野という部位に送られます。つまりわたしたちが物を見るときは、常に脳を使って見ているのです。
緑色には、脳の疲れ・目の疲れを回復させる効果があります。
オフィスワークで目を使いすぎたときに観葉植物を5分ほど眺めると、疲労した大脳皮質の働きが再び活発になります。
・騒音があまり気にならなくなる
オフィスでも、電話のベル音や話し声などの騒音が発生しています。
観葉植物は、心理的効果でその騒音を軽減してくれます。
・湿度を調節してくれる
観葉植物には、湿度が高ければ吸収し、低すぎれば放出して生育しやすい環境に整える働きがあります。
常時エアコンがオンになっているオフィスは乾燥しやすいものですが、観葉植物があれば湿度を調節して快適な状態にしてくれます。
・有害物質を吸収して空気を浄化してくれる
とくに新築や改装したばかりのオフィスでは、人体に大きな害にはならないレベルであってもホルムアルデヒドなどの物質が拡散しています。
クロスを貼る糊に含まれているからです。観葉植物の空気浄化作用は、そのような物質から人体を守ってくれます。
病院ではシックハウス症候群の患者を治療する際に、部屋に観葉植物が置いてあるかどうかを確認するそうです。
自分で世話するのが大変ならレンタルもあり! ハイドロカルチャー光触媒でもOK!
グリーンアメニティーの研究結果によると観葉植物から得られるさまざまな効果は、自分で世話をした場合のほうが、より高くなるそうです。
自分で選んだ観葉植物に水やりをしたり、葉を整えたりして世話することが大切なのです。
でも、仕事で忙しかったり、出張や外出が多くてなかなか十分に世話することができない場合もありますよね。
そのような場合は、レンタルサービスを利用するのもおすすめ。
虫が気になるのならば、土を使わずに育てられるハイドロカルチャーでも効果は十分。
さらには光触媒と呼ばれる人工観葉植物でもOKです。
本物の観葉植物ではハードルが高いという人は、ぜひ試してみてください。
グリーンアメニティーによって、オフィス空間をさらに快適にすれば、お仕事がもっとはかどると思います。
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